はじめに
今回は VyOS で commit
を実行した時に SFTP サーバーにコンフィグが自動バックアップされるように設定した時の手順を備忘のため、残しておく。
この記事を読んで欲しい人
- VyOS のコンフィグを自動的にバックアップを取得したいと考えている人
前提条件
- VyOS の Interface に IP アドレスが設定されていること
- TFTP 、 FTP 、 SFTP/SCP のプロトコルが利用可能なサーバーまたは NAS が VyOS からアクセス可能なこと
作業手順
VyOS に CLI または SSH 接続し、ログイン
Configuration Mode に変更
configure
自動コンフィグリモートサーババックアップ設定
以下のコマンドでは SFTP サーバー (sftp.lab.internal) に対してユーザー (sftpuser) 、パスワード (Password) を利用して認証し、 /home/sftpuser/vyos/ のディレクトリに VyOS に設定されている 192.168.1.1 の IP アドレスからコンフィグの自動保存を設定set system config-management commit-archive location sftp://sftpuser:Password@sftp.lab.internal/home/sftpuser/vyos/ set system config-management commit-archive source-address 192.168.1.1
コンフィグ適用
commit
時にリモートサーバにコンフィグがバックアップされたことを確認するcommit
Archiving config... sftp://sftp.lab.internal/home/sftpuser/vyos/ [edit]
コンフィグ保存
save
環境
- VyOS 2025.07.27-0023-rolling